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ACCT(Apparel Calculation Technology)FAQ

1.ACCTの開発経緯・目的

Q1.:ACCTはどのような経緯と目的で開発されたのですか?  
 
A1.:ACCTは日本アパレルソーイング工業組合連合会が国産布帛縫製工場の加工賃適正化を目的とし、平成29年度中小企業最低賃金引上げ支援対策費補助金(業種別中小企業団体助成金)によって開発されました。詳しくは日本アパレルソーイング工業組合連合会ホームページ内「ACCT」のページをご参照下さい。 

2.クラウドサービス

Q2.1:ACCTはどのようなタイプのサービスですか?
A2.1:ACCTは「クラウドサービス」と云われるタイプのサービスです。
 
Q2.2:「クラウドサービス」とはどのようなサービスですか?
A2.2:ACCTのソフトウェアをネットワーク経由のサービスとして利用者(認証された縫製工場、アパレル企業など)に提供するシステムです。利用者はインターネット接続されたPC、タブレット、スマートフォン(OS、ブラウザーVer.は規定以上)等で利用できます。
 
Q2.3:当「クラウドサービス」は利用者それぞれの作成したファイルの保存は可能ですか?
A2.3:もちろん可能ですがサーバーの資源は有限ですから、あまり大きなサイズのファイル(例えば動画ファイルのような)は制限がかかる場合があります。
 
Q2.4:当「クラウドサービス」で作られた利用者データの機密は保持されますか?
A2.4:クラウドサービス管理者の責任において保護されますので、第三者に閲覧される事はありません。

3.利用者条件

Q3.1:ACCTは日本アパレルソーイング工業組合連合会所属の各組合員でなければ利用できませんか?
A3.1:ACCTは日本アパレルソーイング工業組合連合会所属の各組合員以外でも連合会事務局の承認で利用可能です。例えば縫製工場のクライアントの立場であるアパレルメーカーなども企画段階で大いに利用されることを期待します。但し所属の組合員と以外の方では利用金額条件等が異なる場合があります。
 
Q3.2:利用申し込みはどのように行えばよろしいですか?
A3.2:日本アパレルソーイング工業組合連合会ホームページから入会申し込みを行い、連合会事務局よりの承認返信メールとIDパスワード登録により利用可能となります。但し所属の組合員以外の法人又は個人の方は自動的に利用規約上賛助会員という資格でご利用いただくことをご了解下さい。
 
Q3.3:1社で複数名利用可能ですか?
A3.3:連合会事務局承認登録により可能です。 
 
Q3.4:利用金額はどのような支払条件になりますか?
A3.4:連合会事務局よりの規定による月次請求書に基づく支払となります。料金体系は別途連合会事務局よりご案内いたします。

4.システム構成

Q4.:ACCTの構成はどのようになっていますか?
A4.:大きくは二つの構成、モジュールに分かれます。
第一は「標準見積」モジュールで業界標準としての工数見積を簡易に試算できる仕組みになっています。
第二は「サンプル見積」で「標準見積」をたたき台として各工場が実際自社での工程分析による工数見積を計算できる仕組みになっています。また受注後の実生産における工程編成の参考にすることができます。  

5.標準工程

Q5.1:標準工数における仕様、工程、時間は誰がどのような根拠で決めたのですか?
A5.1:日本アパレルソーイング工業組合連合会における「ACCT開発委員会」において標準化の議論、検討、検証、を重ね開発をしました。もちろん各仕様、工程、時間の標準定義は恒久的なものでなく、今後のACCT利用者の意見を取り入れ、より汎用性、合理性の高い標準見積を継続的に改定していく予定です。 
 
Q5.2:標準見積を作成するサービス運用の手順はどこまで簡単にできますか?
A5.2:見積する製品の、アイテム、仕様分類をツリー化した項目を順次クリック選択すれば簡単に標準行程とその時間が自動的に算出され、見積書、工程一覧が最終アウトプットされます。

6.係数とは

Q6.1:標準化された工程時間としてはいくつかの生産条件によって変化すると思われますが?
A6.1:当然標準化された工程時間としてはいくつかの生産条件によって変化します。
   そのために生産条件を反映させるための係数を設定できる仕組みにしました。
 
Q6.2:どのような係数ですか?
A6.2:素材係数、ロット係数、裁断係数、余裕率、ユーザー係数があります。
 
Q6.3 :それぞれの係数の値はどのように入力しますか?
A6.3:素材係数、ロット係数、裁断係数、余裕率、は「ACCT開発委員会」で定義した係数を対象見積製品に該当する選択を入力します。ユーザー係数は各ユーザーが自社の考えで任意数値を入力します。
 
Q6.4:ユーザー係数の意味は何ですか?
A6.4:当然各縫製工場はものづくりに対する工程のかけ方にそれぞれの考え方、程度差があります。もちろんアパレルの品質要求する程度差もあります。このモジュールでは標準化された各工程、時間、各選択係数値をユーザーは変更することはできないので、ユーザー係数は最終調整の係数となります。

7.時間単価

Q7.1:工程計算における時間単価(秒単価)はどのような入力になりますか?
A7.1:縫製業界で一般的と云われている「縫直時間単価」という考え方に準拠して下さい。計算式としてはユーザー縫製工場の「定常総固定費/純縫製要員(縫直要員:裁断、仕上げ要員は含まず)/平均定時内労働時間」が基本となります。
それぞれユーザー縫製工場が自社の「縫直時間単価(秒単価)」を計算設定し登録します。
定常総固定費は、それぞれのユーザーのお考えで設定をしてください。

8.工程計算外費用

Q8.1:アパレルごとに発生する運賃や、製品ごとの外注加工費等はどのような積算処理になりますか?
A8.1:工程計算とは別項目で任意な項目、コスト単価を入力、積算できます。

9.標準と実際との差

Q9.:「標準見積」で算出された結果とユーザー縫製工場それぞれの実際受注単価との乖離がある場合をどのように考えますか?
A9.:前述のユーザー係数によりある程度調整可能と考えますが、「標準見積」の趣旨は実際の見積精度を保証するものではなく縫製工場として当該製品に対する標準的本来コストと、その積算根拠を明示することにあります。
むしろ標準と実際との差が大きい場合、取引の問題提起を促すことに当システムの目的があります。
アパレルとの最終コスト交渉の有力なコミュニケーションツールとしての活用を期待しています。

10.サンプル見積

Q10.1 :標準は参考とするにしても、実際の自社としての見積積算をしたいのですが?
A10.1:その場合は「サンプル見積」モジュールでの運用で処理できます。
 
Q10.2:「サンプル見積」モジュールは概略どのような機能ですか?
A10.2:「標準見積」でのデータを利用し各工程の時間変更、削除、自社独自の工程追加登録が自由に編集可能となり、見積書、工程一覧のアウトプットができます。
工程一覧は受注後の生産ライン編成にも活用できます。
 
Q10.3:独自の追加工程とその時間はユーザーごとに登録、再利用できますか。
A10.3:できます。規約として「ACCT開発委員会」はその閲覧権限をもち、標準行程の更新、改良の参考にすることをご了解下さい。

11.アウトプット帳票

Q11.:アウトプットとしての「工程一覧」は利用者ごとの自社帳票フォーマットに活用できますか?
A11.:当システムは「工程一覧」をExcelで出力できますので編集可能です。但し「見積書」は編集できません。

12.操作説明

Q12.1:操作上不明なときはどうすればよいですか?
A12.1:各画面にオンラインヘルプメニューがありますので参照下さい。
 
Q12.2:問い合わせ先の案内はありますか?
A12.2:当システム開発者である「株式会社ユカアンドアルファ」へメール問い合わせすることができます。
但し当社定時就業時間内(9:30 – 18:00)の対応となり、即答できない場合もありますのでご了承下さい。